皆さん、こんにちは。
国際事業本部の武田です。
今回は、企業の文化形成についてお話していきます。
- 文化を作るのは誰か。
- 経営者か。従業員か。
経営者がいくら文化形成の為のルールを作ったとしても
声高に厳しいルールを叫んだとしても、
その文化を作る事は経営者一人ではできない。
文化はそこで働く従業員によって形成されていくものです。
そこで働く従業員の共通認識が結局はその会社の文化であると言えるのではないでしょうか。
先日、お客様の経営幹部会議に参加した際の話になるのですが、
経営幹部の方々が当社の文化とは何か?と真剣に議論する時間がありました。
議論の中では、
- 当社の中での良い文化は何か。
- 一方で今後、変えていきたい文化は何か。
といった議論が展開され、100年を継続する企業においても
社員が感じとる文化に良い点と改善すべき点が見えてきたのです。
この点が良い、良くないと議論を進める中で、
自分たちで文化を作っていくという議論に発展していった事は素晴らしい会議であったと思っております。
その会議の中で一番のポイントは、
【経営者が理念や文化の浸透について熱く語っていたこと】
であると思います。
また、その経営者が考える文化の浸透の為に従業員を行動させるのが経営幹部であり、実行するのが、従業員である。
ここについての理解も深まっていったかと私自身も感じております。
さて、従業員が実行する仕組みの一端を担うのが人事評価制度ではあります。
その人事評価制度は、本来、賞与決定の為に使われるものでは無く、人材育成の為に使われるべきものであると我々は考えています。
つまり、人事評価制度は、短期的な成果にのみ焦点を当てるのでは無く、もっと長期的な成長にも注力し設計する必要がある。
ここに気づけるかどうか。
がポイントになってくるのではないか。
そうでなければ、良い企業文化の形成は難しくなってしまいます。
なぜなら、文化を作るのはそこで働く従業員だからです。
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以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございます。