個人も組織も成長するには、改善し続けることが大切ですが、何を改善すべきか?は、今のボトルネックは何か?を見極める必要があります。
部分最適の思考でボトルネックを考えて改善しても、全体としては全く改善していないことは、往々にしてあります。
例えば、管理部門の作業効率を上げるために、会計処理の作業を1/2の時間で出来るようになっても、請求書が届くのを待って会計処理をするのであれば、月次決算が劇的に早くはならないのです。月次決算の数字を見るは何が目的か?を考えれば、早く行動の結果を数字で確認して、次の手を考えることです。よって、理想は、月次が締まって翌日には、結果を数字で見ることが出来るように即時決算が必要になります。
常に全体最適の思考で、ボトルネックを考えて改善しなければ、成果に繋がらないことを深く理解することは、マネジメントをする上で、非常に重要になります。
改善をすれば、ボトルネックも変化していくので、常に、今のボトルネックは何か?を考えることが最も重要になります。ボトルネックを見極めると、次は、「何を変えるのか?」「どうやって変えるのか?」の問いかけが必要になります。
ボトルネックを改善するには、行動変化が必要になるので、この変化への対応ができないことが、改善できない真のボトルネックになります。
よって、変化させることが、マネジメントにおいて最も重要なことだと思います。
成長するとは、今までの行動習慣を変化させることであり、それには思考のプロセスの変化が必要になり、価値観の変化を伴います。
組織を変化させていくことこそが、管理者の役割であり、お互いが行動をフィードバックして引き上げて行くことが、持続的改善をする組織の仕組みだと思います。
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以上となります。
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株式会社東京コンサルティングファーム
取締役・税理士 東 真奈美(Higashi Manami)
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