抽象化と具体化
抽象と具体の往復が、物事の本質をつくことであり、これを経営者は行い、幹部は経営者になるためのトレーニング・仮経営者を行なっています。
私が言いたいことは、抽象的なことをイメージ、具体的な事をイメージだけではなく、抽象的に捉え、具体化させるということです。
これが良いことは、物事の本質がわかります。つまりは、学校で学ぶ理論は何かと言うと事象の中から共通項を抽出し、理論とする。これをまた実践で活かすことがビジネスであると言うことです。
いかにこの抽象化と具体化を行き来できるのかで、市場価値はだいぶ変わるなと考えます。
具体的には、楠木建さんの職業選択の話が良いかと思います。
この話は、人生観かと思いますが、抽象的に物事を捉えて、具体的には何があっているのかを説いています。
この中で、組織には抽象・具体を分けてしか考えられない人、どちらか一方の人がいます。
また、抽象→具体が得意な方もいれば、具体→抽象が得意な人もいます。
いずれにしても大事なことは、抽象→具体→抽象の行き来です。
ここで私なりのポイントですが、私はどちらかと言うとイメージ先行型なので、抽象的に物事を捉えます。全体像が見えてから動きたいタイプですね。ここでの問題は、具体化できなければ動けないと言うことです。
ここでの解決方法は、イメージをノートに書いてみると言うことです。これをすることで頭がまとまり、具体化できます。
具体から入り、抽象化できない人は、これも私がそうですが、ただ指示通りに動くだけの人です。これは上司からの顧客からもそうですが、言われた通りにです。
解決方法は、共通項はなんなのかを考えることです。先程の学問は実務の共通項を抽出することですので。
これを訓練として行うことです。
先を読みイメージし、文字や図で具体化させる。そして具体化した物を実践したら、要点を抽出し、抽象化させます。そして、頭の中で分離と統合を繰り返して、また具体化させます。
メモの魔力のコンセプトもここかと思います。
これがコンセプチュアルすぎるのか高め方ですね。
以上。
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株式会社東京コンサルティングファーム
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柴田 雄海
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