1つのテーマで深く考える

教育とは、正しい価値観や思考法を教えることです。その教育方法は、1つのテーマで深く考えてスピーチや文章を書くなどアウトプットしてもらって、修正して行くことが効果的だと思います。

 

当社では、毎朝8時から「TED」と称する理念共有を時間があるのですが、その際に、スタッフは自分でテーマを決めてスピーチをすることになっています。

 

TEDはZOOMで日本の拠点である東京、横浜、名古屋、大阪を繋いで行なっています。最近は、スタッフがスピーチをするにあたって、事前に幹部がチェックをすることにしています。

 

そこで、私は横浜支社のスタッフ全員に対してチェックを行なっています。

1回目のチェックの際のスピーチでは、スタッフは本を読んで自分なりにまとめたり、自分の想いをまとめた内容なります。まだ落とし込めていないとロジック的におかしかったり、薄っぺらい内容なので、色々と質問してもっと深く考えるようにしています。

 

2回目は、1回目よりは深く考えた内容になるのですが、まだ落とし込みが浅いので、さらにもう1回チェックします。

 

1つのテーマで3回ぐらいスピーチすると、その過程で深く考えることになります。

深く考える方向性にもポイントがあって、当社の価値観や思考法に落とし込むように考えさせることが重要になります。

 

それには、コーチングだけでなくティーチングも非常に重要になり、特に正しい価値観や思考法はティーチングする必要があります。そのためには、スタッフが論理的に落とし込めるように、スピーチのテーマから導くことが大切になります。

 

自分1人で深く考えるのも良いのですが、やはりスピーチでアウトプットして方向性が間違ってないか?本当に深く考えているか?正しい思考法なのか?などをフィードバックをもらって修正することにより、深く落とし込みが出来るのだと思います。

 

自分自身もスピーチのチェックをすることで、深く考えることになるので、お互いにとって良い習慣になります。

 

価値観や思考法は、目に見えないものなので、言葉でアウトプットさせて教えることがとても重要になります。

 

TEDは当社の大切な文化になっていますので、今後も継続して良い文化形成を図って行きたいと思います。

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