評価制度運用の肝:⑨感謝の気持ちを忘れてはならない。

前回からの続きとなります。

 

どのようにして絶対数の少ないスーパーヒーローを作り上げていくのか。その方法を下記に列挙しています。今回は⑨感謝の気持ちを忘れてはならない。の記事となります。わたしも研究している過程ですので、増加していく可能性はあります。

  1. 中途採用ではなく、新卒採用をメインにせよ!
  2. 今一度、当社の基本理念の明確化と存在意義を明示せよ!
  3. 会社の行動指針を明確にし、その実践に力を入れよ!
  4. アメーバー式QC活動を取り入れよ!
  5. 実績で昇給させることはあっても、昇進はしてはならない!
  6. 与えたもの以上に得ることはできない循環を理解させよ!
  7. すべては自分の問題であり、興味関心の度合いを引き上げよ!
  8. 責任範囲が広がり、権限が生じることを理解させよ!
  9. 感謝の気持ちを忘れてはならない。

 

「感謝の気持ち。」 貢献のスーパーヒーローを作り上げていくにあたって、これ以上に大事な概念はありません。その理由は、貢献すればするほど、人は慢心に陥り、傲慢になるものです。自分がいるから会社が回る。自分がいないと、何も進まないし、問題の解決ができない。そういったことも事実としてあるかもしれませんが、「実るほど頭が下がる稲穂かな。」の精神がなければ、貢献のーパーヒーローにはなりえないのです。

また、感謝できるということは、それほど謙虚であることの裏返しです。今の成果に満足せずに、謙虚に現状をとらえ、「まだまだ、もっともっと」を求められる人はさらに成長し、向上していくことが可能です。

そして、感謝ができることは、愛の深さにも比例することだと思うのです。

「六法全書に愛という文字はない。」と言われますが、「経営に愛は必要なのか?」という命題があるとすれば、わたしは必要であると回答すると思います。

さらに誤解を恐れずに言えば、経営とは、究極的には宗教と似て非なるものであるとも言えると考えています。感謝や愛が必要であると仮定するのなら、東洋の宗教も西洋の宗教も、それら以外の地域にある宗教も、すべてがこの愛や感謝を大前提として、人として生きる目的を指し示しているからだと思うからです。太古の昔から、宗教の実践が修道院や教会、神社やお寺であったものが、今は会社がそれらの化身となり、人々は会社を通じて、社会活動の大義名分を実行しているのです。

そうであるとするのであれば、今一度、会社の経営理念がどれだけ社会に向かって設定されているものであるかを再確認する必要があります。そして、その経営理念の達成が、会社の目的や存在意義を示し、社員に落とし込まれている必要があるのです。


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橋口 敦史

 

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