評価制度における評価は、昇進、昇給、賞与を決めるものですが、その中でも昇進基準の設定及び運用が一番重要です。
昇給や賞与は、行動及び結果の形式基準で評価できますが、昇進は思考を評価すべきなので、基準を見える化することが非常に難しいです。
昇進は、役職が上がることなので、管理職以上になることであり、上に行けば経営幹部になります。
管理職は自分で成果を上げる人ではなく、組織を成長させる人なので、マネジメント力、リーダーシップが求められます。
つまり、技よりも心の高さが必要であり、正しい「思考」が必要になります。
思考の評価基準は、見えないので難しいのですが、会社の価値観、規律に合っているかどうかであり、最終的には経営者の好き嫌いになります。
結局、経営幹部が一枚岩とならなければ、組織は崩壊するので、価値観の統一が重要になります。
誰を昇進させるかは、会社の価値観の表明なので、思考の評価基準は経営者がしっかりと設計して運用しなければ、うまく行きません。
つまり、評価制度とは昇進基準の設計と運用が本質であり、会社の理念、規律の実践を評価制度で仕組み化することです。
評価制度は、経営者が本気で取り組んで設計、運用するものなので、我々が全力でサポートします。
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東 真奈美
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