従業員と経営者の違いから見る、幹部候補社員としての資質

「社員が言うことをきいてくれない」

「自分と社員の方向性がずれている」

 

このような悩みを持たれている経営者の方は

非常に多いのではないでしょうか。

 

なぜ、このようなズレが起こってしまうのか。

私が思うに、以下の3つの理由から来ていると

考えられます。

 

①スピード感覚が違うこと

②重要性の感覚が違うこと

③結果にコミットする力が違うこと

 

これらの違いは、決して知識や経験から生じる

ものだけではありません。

 

社会人経験の無い新人社員であっても、

仕事で成果を出すために必要な、物事に取り組む

スピード感覚、取り組む際の段取り、一度決めたら

必ずやり遂げるという習慣を身につけている人もいます。

 

このような人は、例え知識や経験が無かったとしても

将来の幹部候補社員として育っていくことでしょう。

 

これらは“感覚”ですので知識、経験と違って

時間が経てば身に付くというものでは無いので

社員の方に身につけてもらうためには、そのための

“仕組み”を会社に取り組んでいかなければなりません。

 

当社ではこれを“人事評価制度”に組み込んで

運用しています。

 

人事評価制度が人の評価・給与分配のための制度として

運用されれば、そこに費やされた時間は“コスト”

として消費されただけになります。

 

評価制度を運用することで社員の意識、行動が

変わり、習慣が変わり成果があがる。

結果的に社員が育つ仕組みになっているかどうか。

 

昨今、厳しい経営環境ではありますが、

このようなタイミングこそ、変化の一手が

打ちやすい時でもあります。

 

上記の視点で、ぜひ自社の人事評価制度を

見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

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増田 鉄矢

 

東京コンサルティンググループ グループCOO

株式会社東京コンサルティングファーム 代表取締役社長

東京税理士法人 代表社員

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