ステージごとに試されること

TCGも創業22年目になり、私も入社して通算16年目になりました。
今までを振り返ると、会社の成長には、下記のステージごとに試練があり、それを乗り越えて行くごとに偉大な存在になるのだと、実感します。

 

・フェーズ1 「負けじ根性」が試される

起業して会社を立ち上げた時は、一生懸命営業しても、無名なので誰も振り向いてくれず、誰も関心を持ってくれません。

この時は「無視」されるという試練があり、このフェーズでは「負けじ根性」が試されるのです。

よって、しぶとく精進を重ねて「振り向かせてやる!」と必死に奮起するしかないです。
この時、粘り強く継続する中に、飛躍の種が隠されていると信じることが重要になります。

・フェーズ2 「謙虚さ」が試される

フェーズ1の試練を乗り越えると、急成長して、ネットの口コミでも評判になり、雑誌やテレビでも紹介されるなど「賞賛」されることが起こります。

このように急成長して売上も急増して「賞賛」されることは、成功したと錯覚し、このフェーズは「謙虚さ」が試されることになります。
賞賛によって天狗になってしまい、努力を継続できずに売上が急下降して、倒産してしまうことがあります。

 

・フェーズ3 「信念の強さ」が試される

フェーズ2を乗り越えると、会社がやっていることが大きくなればなるほど、妬まれたり、脅威を感じる会社が増えたりして、色々と非難や中傷、批判、謀略が降りかかって来来ます。
このように周りから叩かれ非難ごうごう浴びるようになってこそ、強い会社になったとと言えます。

このような落しにかかる力をはねのけて、ここでふるいにかけられるのは、会社の「理念」に強さと、会社としてやっていることに「覚悟」があり、非難に負けない会社です。

つまり「信念の強さ」が試されるのです。

批判に対しては、防御することはできないので、それを物ともせずに進むことができれば、次第に批判も気にならなくなります。

 

・フェース4「偉大さ」が試される

さらに発展すると次のステージに進むことができます。
つまり、あらゆる困難や妨害を受けながらも、同時に、それを凌駕する上向きの力を得て高みに上がって行くことができるのです。

偉大な会社には、必ずそれを支える共感者や同志の存在があります。偉大な会社は大樹のようであり、高く幹を伸ばし、枝葉を大きく広げているがゆえに風の抵抗を一層受けることになります。

しかし、偉大な会社は、人々の目印となり、勇気づけとなるので、最後は「偉大さ」が試されます。

 

 

このように会社の成長ごとに試されことは、プロフェッショナルになる、もっと言えば「人生」における試練とも同じだと思います。

当社が「偉大」な会社になることが使命であり、同時に自分自身も「偉大」な人間になることが使命だと強く思うのです。

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