ビザの期間と役職について

法務

いつもお世話になっております。東京コンサルティングの早川でございます。本日は、ビザの期間と役職について、よくあるご質問にお答えいたします。

 

<ご質問>

 新しく研修生を1年間インドネシア現地法人に派遣したいと思っています。Advisor職の場合、1年間の就労ビザは取得できますでしょうか。もし不可の場合、どの役職であれば1年間で取れますか。

 

<回答>

 Advisor職の場合、1年間のビザは取れず、最大6ヶ月のビザとなります。1年間滞在させたい場合は、6ヶ月のビザを初めに取得し、6ヵ月後その抹消手続を行い、新規で6ヶ月のビザを取得する、ということになります。

 

 その他、どのような役職であれば1年間のビザが取れるのかは以下の表にまとめました。

 

IUT(恒久営業ライセンス)を所持されている企業の場合

期間

役職

延長

短期(6ヶ月以内)

Advisor職

不可

長期(6ヶ月以上12ヶ月未満)

Manager職※

Director職

3回まで可能(最大4年)

President Director

4回まで可能(最大5年)

※Manager職は、28歳以上の方、もしくは社会人経験が5年以上ある方が取れます(CVによって前後します)。※Directorであれば、28歳以上である必要は社会人経験はございません。

※長期のビザを取るため、Director役職で申請する場合、ビザ申請の前に取締役変更手続が必要となって参ります。

 

IUT(恒久営業ライセンス)を所持されていない企業の場合

期間

役職

延長

短期(6ヶ月以内)

Advisor職

Manager職

不可

長期(6ヶ月以上12ヶ月未満)

Director職

3回まで可能(最大4年)

President Director

4回まで可能(最大5年)

※長期のビザを取るため、Director役職で申請する場合、ビザ申請の前に取締役変更手続が必要となって参ります。

 

 

 

 

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