Q&A 業務をローカライズさせるには

労務

Q.私のもともとの業務は営業だったのですが、インドネシアに赴任してから、管理業務も、見なければならず、専門外の分野に悪戦苦闘しております。業務をもっと、ローカルに依頼して、本業の営業に集中して業務を拡大していきたいのですが、具体的に考えられる方法はありませんでしょうか。

A. 駐在をするかたの特徴として、限られた予算の中で、営業も技術も管理もそれぞれが、駐在するような会社は大企業を除いてごくわずかと言えるでしょう。その意味で少なからず専門外の領域の仕事を行っていかなくてはならないのが事実です。駐在員にとって、どこまでを自分の責任範囲において仕事を行うかということは切実な問題として認識されるところでしょう。

重要なのは、下記であると思います
①ローカルスタッフとの共通認識を作り、思いきって仕事を任せること
②言語能力を磨くこと
③その後で、必要なところをアウトソーシングすること

もともと、専門外のところですから、時間をかけて行って、専門領域の仕事が中途半端になってしまっては本末転倒と言わざるを得ません。ただ、私自身が感じているのは、(決済の行使のような属人的な業務を除き)仕事の大半は任せることができるものだと思います。共通認識を作った上で、思い切って、仕事を任せる、そしてそれでもできないところは、アウトソーシングするというスタンスを取っていくほうがより健全といえるでしょう。そのためにも日頃から、言語能力を磨くこと、日常的なコミュニケーションをスタッフと深めることが重要といえます。

 

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