インドネシア進出時のパートナーについて

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みなさん、こんにちは。東京コンサルティングファーム、インドネシアオフィスの長澤です。
今週はインドネシア進出時のパートナーについてです。

外国投資企業がインドネシアのローカルパートナーとJV(合弁企業)を組む理由としては、以下の2つが挙げられます。

1つ目は、インドネシアに外資規制があり、業種によって出資における規制がある場合です。そのため、ローカル企業と合弁を組み、規制に応じた出資比率のもと、進出せざるを得ないというのが実状です。

2つ目は、規制とは異なり、ビジネス上の課題のためであり、a)販路確保のため、b)製造ノウハウ獲得のため、c)事業運営上(政府機関との関係性やビジネスノウハウ)のため、といったパートナーと組むことで得られるメリットを考慮して進出する場合です。
外国投資規制に該当しない業種の場合は、独資での進出もローカル企業との合弁を組んでの進出もいずれも多くみられます。この理由として、設立手続き上の観点ではなく、設立後のビジネス上の観点からローカル企業と合弁を組んでの進出にメリットを見出しているからだと考えられます。

外国投資規制がない業種でも、JVを検討されているケースはみられます。ただし、JVは得てして最初はうまくいくが事業が波に乗ると配当の問題に悩まされたり、経営方針の違いが出たり、解消の際のトラブルが起こったりします。

パートナーに何を求めるのか、逆に言うと何については求めないのか、このあたりを事前に決めておくことが大切だと思います。

パートナーの選定から合弁契約書の作成、あるいは事前のご相談にも対応しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

以上

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