こんにちは、新しく中国・上海に着任いたしました三輪常敬です。
これからよろしくお願いします。
上海に降り立ったまずはじめの感想は、「寒い…!」
想像していた以上に寒いです。
勝手に南国を想像していたのは私だけでしょうか…(鹿児島と同程度の緯度)
上海に来る際は、防寒具を準備してお越しください。
さて、本日は中国に来られる際の第一歩、ビザについてお話しします。
中国では、日本人に対して査証免除措置により滞在日数が入国した日から15日以内であればビザが免除されます。
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/hzqzyw/t938315.htm
ただし、上記は観光・業務・親族訪問・通過に限られており、ビジネスが目的で入国する場合は、MビザやZビザを取得する必要があります。
Mビザは、商用,貿易活動目的の場合に取得することとなります。
2013年9月1日より、中国の法令改正に伴い、従来Fビザであった短期商用が新設のMビザに変更となりました。
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/hzqzyw/t1071920.htm
Zビザは、就労目的の場合に取得することとなります。
注意すべきは、90日以内の滞在であっても、業務内容によっては「就労」にあたる場合は、Zビザを取得する必要があるということです。
2015年1月より中国において、 短期滞在者を対象とする新たな規定が施行されました。「新規定」の施行により、業務内容によっては「就労」にあたるとしてZビザが必要となるケースが示されております。
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho150113_j.htm
最後に、ビザ取得に関する具体例を下記致します。
ケース① 1週間、中国の合弁会社にて技術指導を行う。
→ Zビザの取得が必要です。
ケース② 2週間、中国にて映画の撮影を行う。
→ Zビザの取得が必要です。
ケース③ 10日間、購入した機械設備の取り付け及び指導を行う。
→ Mビザの取得が必要です。
ケース④ 5日間、取引先との商談を行う。
→ ビザは不要です。