こんにちは、中国・上海の田中勇です。本日は、中国で勤務するためのビザについてお話します。
中国で勤務するためには、通常、Zビザ、Mビザ、Rビザの内、いずれかの取得が必要になります。その他にもDビザ(中国に永住するために入国するビザ)やCビザ(飛行機や船舶等の乗員向けビザ)があります。実務上、日本で勤務していた日本人が、日本本社の命令により、中国で勤務する場合は、ZビザかMビザが多いです。以下、Zビザ、Mビザ、Rビザについてお伝えします。
まず、Zビザとは、就労ビザと呼ばれるものです。現地責任者や一年以上の長期勤務する場合に、Zビザ取得されるケースが最も多いです。取得手続きは比較的複雑で、詳細な手続きは割愛しますが、ビザ取得までに一か月以上かかるケースが多いです。滞在可能期間は通常、一年です。その後は中国で更新手続きをすることで、継続して中国で勤務することが可能です。
次に、Mビザとは商業ビザとよばれるものです。一か月~1年未満の出張ベースで勤務する場合に、Mビザを取得するのが一般的です。取得手続きは比較的簡単であり、一週間程でMビザ取得が可能です。滞在可能期限は、一回目取得の場合は、通常30日です。中国への渡航履歴が2回以上ある場合は、滞在可能期限が90日や180日のビザ発給が可能になります。滞在可能期間を過ぎて中国に滞在することは不可能で、再度日本で取得手続きをする必要があります。
最後に、Rビザとは、中国でハイレベル人材として認められた人材のみが取得できるビザです。発給事例が少ないため、不明なところが多いビザです。取得手続きや滞在可能期間については、ケースバイケースだと考えられます。
以上
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(1)労働法の概要
(2)中国労働条件一覧
(3)雇用契約書/就業規則
(4)雇用形態(試用期間、有期雇用契約、派遣契約)
(5)雇用形態(短時間労働、派遣労働者)
(6)契約の解除、解雇
(7)経済補償金
(8)労働紛争解決のプロセス
2.知っておきたい法改正
(1)中国労働契約法改正(2013年7月1日施行)
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