こんにちは、東京本社・呼和塔拉です。
今回は、中国のサービス業投資の急成長についてご紹介します。ご興味があれば、是非ご一読頂ければと思います。
中国経済が構造転換の重要なターニングポイントを迎えたとされる中、2016年第一四半期(1-3)の国内総生産は158,526億元であり、対前年同期比で6.7%増となったと発表されました。そして、サービス業増加値は90,214億元となり、同7.6%増となっています。これにより国内総生産(GDP)に占めるサービス業の比率は、56.9%となりました。中国政府が産業構造最適化・レベルアップ戦略を打ち出してから、サービス業に関する規制緩和が進み、投資環境が整えられているのが、今回のサービス業の成長の要因となったと推測されます。とりわけ急成長しているのが、インターネット関連サービス業、旅行業、スポーツ関連業、ヘルスケア産業、介護業等です。
商務部の統計によると、第一四半期のサービス業における外資投資は2,014億元で、対前年同期比で7.9%増であります。ここからも中国のサービス産業は、外資企業にとっても、大きなビジネスチャンスと捉えられていることが分かります。
以上、お読み頂きありがとうございました。