「一人子政策」変更に伴う上海市、結婚休暇・産休の変更について

 

こんにちは、東京本社・呼和塔拉です。

今回は、「一人子政策」変更に伴う上海市の結婚休暇・産休の変更についてご紹介します。ご興味があれば、是非ご一読頂ければと思います。

 

2015年12月27日に改正が公布され、2016年1月1日から適用される「人口と計画生育法」によって、中国における「一人子政策」が変更されました。この変更に伴い、従来の「晩婚晩育」を奨励する結婚休暇・産休等に係る政策の取扱が注目されました。晩婚晩育の場合の休暇について各地方では、廃止する対応が多く見られました。

 

 そこで、上海市も晩婚晩育休暇を廃止すると明確な見解を示していましたが、2月に「上海市人口及び計画出産条例」の改正が行われ、従来の晩婚晩育奨励政策とされた結婚休暇をすべての者が取得できるとし、出産休暇を「育児休暇」と変更し、維持することが明らかになりました。

 

 これからも、各地方における対応が徐々に明確になると思われます。各企業は、適宜情報収集・確認を行い、就業規則、福利厚生規定等社内規定についても適切に見直しをしなければなりません。

 

以上、お読み頂きありがとうございました。

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