中国事業の労務問題

こんにちは、中国・上海の田中勇です。本日は、中国事業の労務問題についてお話します。

 

中国事業の懸念の一つとして、労働コスト上昇・労働確保の問題があります。現在、中国は年率約10%で賃金コストが上昇してきており、また優秀な人材が見つからない等の問題も深刻です。

 

 

【問】中国事業の中期的な懸念はなんですか。(回答社数:260社)

 

出典:わが国製造業企業の海外事業展開に関する報告調査-2012年度海外直接投資アンケート結果(第24回)-」JBIC

 

解決策としては、①自動化できるところは自動化する②人材の能力を見極めたうえで採用を行う等があります。

 

①については、中国の工場は、自動化できる余地があると言われており、多くの企業が自動化を検討または実際に導入してきています。BYD社は13台のABBのロボットを導入しています。ファーウェイ、ZTE、ライトン広州も産業ロボットを使用しています。さらに、フォックスコンは全国規模での労働者募集する代わりに、産業ロボットを導入する計画を発表しています。

 

【従業員1万人あたりの産業用ロボット利用台数(世界と中国の推移)】

 

【従業員1万人あたりの産業用ロボット利用台数 (各国:2011年)

 

出典: International Federation of Robotics ,National robot associations,Structural Analysis Statistics)、national statistic offices

    

②については、一般的に自社のHP等による公募では良質な人材は確保できません。したがって、専門の人材コンサルティング会社に依頼するのが最も無難です。ただ、実際は、人材の能力が既に分かっている取引先関係者等からの採用、アルバイトから社員登用等で成功しているケースも多いです。

 

以上

 

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