【速報】上海市:社会保険料関連文書の電子送達制度を導入

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ中国拠点の萩生田 弘毅です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「【速報】上海市:社会保険料関連文書の電子送達制度を導入」についてお話していこうと思います。

 

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【【速報】上海市:社会保険料関連文書の電子送達制度を導入】

 

このたび国家税務総局上海市税務局は、「通告2025年第2号」を発表し、社会保険料に関する税務文書の電子送達制度を正式に導入する旨を通知しました。

これにより、上海市では2025年6月1日より、関係文書のやり取りが原則として電子形式で行われることになります。


制度の概要

  • 導入開始日:2025年6月1日
  • 対象地域:上海市全域
  • 送達方式:上海市電子税務局、または社会保険料納付クライアント(客户端)を通じて送達

■ 電子送達の対象となる文書

  • 《限期是正通知書》
  • 《社会保険料限期納付通知書》
  • その他、税務当局が発行する社会保険料関連通知

事前手続きについて

電子送達を受け取るには、以下の手続きが必要です:

  1. 《社会保険料文書電子送達確認書》の締結
  2. 締結方法:
      - 上海市電子税務局(WEBサイト)
      - 社会保険料納付クライアントソフト上での操作

実務への影響と対応のお願い

本制度の導入により、通知文書の受領・管理がより迅速かつ効率的になる一方で、電子通知の確認を怠った場合、納付期限の超過や遅延加算金発生のリスクも考えられます。

該当企業様におかれましては、下記の対応をご検討ください:

  • 電子送達確認書の早期締結
  • 税務系アカウントの定期確認体制の構築
  • 社内人事・財務部門との連携強化

ご不明点がございましたら、弊社担当または顧問税理士までお気軽にご相談ください。

参考:
国家税務総局上海市税務局通告2025年第2号(中国語)

 

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株式会社東京コンサルティングファーム 中国拠点
萩生田 弘毅


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