こんにちは、中国・上海の田中勇です。本日も中国Q&Aについてお話します。
Q、石炭資源税について、教えて下さい。また最近課税方式が変わったと聞きました。詳細を教えて下さい。
A、石炭資源税は資源税の一種であり、2014年12月1日から重量課税方式から重課税方式に変更され、石炭関連事業会社にとって税負担がより重くなりました。税率は石炭価格に対し5%-10%で、実際に適用される税率は、各地方に委ねられています。変更の背景には、大気汚染の問題があります。中国では石炭資源が豊富でかつ加工処理も比較的容易なため、低価格で大量に中国国内で販売されおり、大気汚染の一種と考えられております。そこで、中国中央政府は、石炭関連事業会社に対し、税負担を重くすることにより、石炭の発掘量を抑えようとしているのです。
【原文URL】关于《煤炭资源税征收管理办法(试行)》公告的解读
http://www.chinatax.gov.cn/n810341/n810760/c1719787/content.html
以上です。