
バングラデシュでは、日本のように社会保険制度の整備が進んでいません。各保険をカバーするためには個別で、任意加入する必要があります。
(労働法で定められている保険制度があり、これは「グループ保険制度(group insurance)」と呼ばれています。このグループ保険制度は100人以上の従業員を擁する会社が加入する必要があります。)
そのため、会社によっては福利厚生の一環として、労災保険への加入や積立基金制度(Provident Fund)の設立を行っています。
一般企業では、積立基金制度の導入も少しずつ増えてきました(導入時には労働法に則ったプロセスでの設立が必要です)。また、工事プロジェクトで進出されている会社については労災保険の加入も増えています。
人口が1億6千万を超える同国では、国民全体に適用となる社会保険の整備が難しい状況ですが、今後会社が国民に対しこの役割を担っていくことになりそうです。
渡邊 忠興
Tokyo Consulting Firm Limited
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