ラマダン期間中の営業時間について

バングラデシュでは他のイスラム教の国と同様にラマダン(断食)が存在します。このラマダンが、ビジネスに及ぼす影響は甚大で、ラマダンに合わせ、政府機関は営業時間が変わります。また、多くの民間企業もこれに合わせ、営業時間を変えます。

2017年、バングラデシュ政府機関は、ラマダン期間中の営業時間を9時から15時半までとし、祈祷休憩を13時15分から15分間と定めました。

 

日系企業の対応は、営業開始、終了時間を早める、もしくは30分~1時間程度をラマダン期間中の営業時間を短くするといった対応が見られます。(営業終了時間後17時頃より、祈祷の時間が設定されているため、殆どの企業は終了時間を早める時間を前提に、営業時間を設定しています。)

 

バングラデシュでは、少なからず現地の文化に対応させた経営が求められます。

 

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