ホルタルが落ち着き、4月に入ってバングラデシュに出張に来られる方が徐々に増えています。今回は、出張者の方からよくいただくバングラデシュ短期滞在中の生活についての質問をご紹介します。
① 出張中の宿泊先で、良いホテルがあれば教えてください。
一度このブログでも紹介しましたが、ダッカの中心部であるグルシャン(Gulshan)・ボナニ(Banani)付近に宿泊される方が多いです。ボナニにあるHotel Orchard Suites、Royal Park Residence Hotel、Hotel Sarinaなどは日本人出張者の方も利用されています。1泊3万円~の高級ホテルとしては、国際空港近くにあるRADISSON WATER GARDEN、ダッカ中心部(グルシャン2サークル)にあるWESTIN HOTEL、日本の援助によって建設されたPAN PACIFIC SONARGAON HOTELの3つが有名です。ガジプールなどに生産委託先を持つ企業の方は、ガジプールに少し近いウットラ(Uttara)という地域に宿泊される場合が多いです。
② 日本食レストランはありますか。
いくつかありますが、グルシャン地域の「IZUMI(泉)」は日本人だけでなく現地人や欧米の駐在員にもよく利用されています。少し北のウットラという地域では「長崎」という日本食が有名です。中長期滞在の場合には、ボナニ地域にある「Korean Mart」(韓国系)やグルシャン2の「ジャーマンブッチャ」(日系企業が運営)など日本の調味料やインスタント食品が調達可能なスーパーもあります。また、日本食ではないですが、昨年末にボナニエリアに「KOBE」という日本資本のハンバーグ店ができました。こちらもよく日本人の方が利用されています。
③ 出張中の移動はどうされていますか。
みなさんレンタカーを借りて移動されています。レンタカー会社は、ダッカ市内には数多くあり、個人事業として運営している場合がほとんどです。現地で付き合いがある企業に頼めば、すぐに紹介してもらえると思います。借りる車にもよりますが、1日2,500Tk~が相場のようです。レンタル会社によっては、ガソリン・CNG代が別の場合や10時間を超過すると延長料金になるなど、契約形態は様々です。通常、車のレンタルとドライバーの派遣はセットになっています。ドライバーは英語が話せない場合が多いので、英語での対応が必要な場合には、事前にレンタカー会社にその旨を伝えておく必要があります。