
他国では、外国企業であっても現地企業であっても、USD口座が簡単に作れる国もありますが、バングラデシュでは、業種や銀行によっては外貨口座の保有が禁止されている場合もあります。
外貨口座の開設が可能な業種としては、製造業、特にEPZ内の100%外資の企業(Aタイプ企業)が挙げられます。Aタイプ企業の外貨口座開設は、中央銀行ガイドライン13章5条31項により明確に開設可能と規定されています。 (Bangladesh Bank Guideline Chapter 13, Section V, 31)
EPZ外の製造業に関しては、銀行によって開設できる場合とできない場合があります。また、サービス業だと、多くの場合外貨口座の開設が不可となります。(一部、業種によっては外貨口座を保有している例もあります。)
バングラデシュの商業銀行は、中央銀行ガイドラインに基づいて外為関連業務を行っており、中央銀行ガイドラインに明確に「可能」との記載がない場合には、たとえ禁止条項がなくても受け付けてくれないケースが多いです。EPZ外の製造業やサービス業は、禁止条項がないものの、ガイドラインに「可能」との記載がないことから、受け付けてもらえないケースがありますので注意が必要です。銀行によってはUSD口座の使用用途や必要性について届け出を行うことで、開設を行ってくれる銀行もあります。
なお、中央銀行ガイドラインは以下のBangladesh Bankのホームページより確認可能です。
https://www.bb.org.bd/index.php
(以上)