バングラデシュにおける税収の強化

本ブログに何度か記載させて頂いていますが、最近バングラデシュ政府は税収アップを目指し、様々な試みを行っています。税率を上げたり、税務申告の時期を延ばしたりと、制度的な変更を行っているのも事実ですが、国民の“税金”への理解、教養を深める取り組みも行っています。

 

バングラデシュでは、大きくNBR(National Board of Revenue:内国歳入庁)とVAT departments(Value Added Tax:付加価値税を扱う部門)が独立し税法等が定められています。これらの税法は納付の方法や、納付・申告時期、源泉対象費目、税率等細かく定めており、個人・企業にとってとても複雑なものとなっています。

 

そこで、バングラデシュ政府は税金に関しての理解を深める場、“Tax and VAT Learning Assistance Forum”を設け、税金に対して自由に質問を行える環境を整備しました。

この試みはまずラングプールで行われましたが、今後バングラデシュ全土で行っていく計画だそうです。

 

 

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