皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループバングラデシュ拠点の塚田 涼太です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「【バングラデシュ労働法】給与計算のポイント|基本給・欠勤控除・残業代の計算方法を解説」についてお話していこうと思います。
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・バングラデシュ関連セミナー皆さん、こんにちは!東京コンサルティンググループバングラデシュ拠点の塚田涼太です!いつもブログをお読みいただきありがとうございます。今回は「【バングラデシュ労働法】給与計算のポイント|基本給・欠勤控除・残業代の計算方法」について説明いたします。
バングラデシュの給与制度の基本
バングラデシュでは、給与は一般的に「基本給(Basic Salary)」と「各種手当(Allowances)」で構成されます。複数の項目に分けて給与体系を設計する企業が多いことが特徴です。一般的な給与構成の目安は以下のとおりです。
基本給(Basic Salary):総支給額の50~60%
住宅手当(House Rent Allowance):25~35%医療手当(Medical Allowance):5~10%交通手当(Conveyance Allowance):数%程度その他手当(通信費、昼食手当等)
なお、これらの割合は法令で定められているものではなく、市場慣行として多くの企業で採用されている一例です。また、住宅手当や医療手当などを必ず支給しなければならないという法的義務はありませんが、福利厚生や税務上の取扱い、従業員の期待などを考慮し、多くの企業で導入されています。
ケースごとの計算方法の違い
労働法・労働規則に明記されているケースごとの計算方法を解説します。
①社員が欠勤した際の給与控除の計算方法
社員が欠勤した際は、入社時に与えられる、病気休暇(Sick leave)や臨時休暇(Casual Leave)、もしくは勤続1年以上の社員であれば 有給休暇(Annual Leave)として扱うのが一般的ですが、それらを超えて欠勤する場合は、欠勤日数分の給与を控除することができます。(労働法第126条) グロス給与とは、基本給(Basic Salary)とその他の手当を含めた、実際に労働者に支払われる金額を指します。
1日当たりの欠勤控除額計算方法は、以下の通りです。(労働規則第115条)1日当たりの欠勤控除額=基本給、各種手当、ならびに臨時手当(Ad-hoc Wages)および暫定的な賃金(Interim Wages)の合計÷30(日)
【注記】
当月日数が、29日もしくは31日の場合でも30(日)で計算します。欠勤日数分の給与額を超える控除は、労働法上、認められていません。
②残業手当(Overtime Allowance)の計算方法1日の労働時間は、8時間と定められていますが、労働法では、1日最大2時間の残業(合計10時間の労働)が認められています。労働者に残業させる場合には、予め労働者に残業の許可を取った上で、残業手当(Overtime allowance)を支払うこととなっています。
1時間当たりの残業手当の計算方法は、下記の通りです。(労働規則第102条)
1か月分の基本給(Basic Salary)÷208(時間)×2=残業手当(1時間分)
③月の途中入社、もしくは途中退社の場合の計算方法
バングラデシュでは、給与期間の途中で入社もしくは退社するケースがあります。
給与額=1日当たりの給与額×労働日数(休日も含めた日数)
1日当たりの給与額の計算方法は、下記のとおりです。(労働規則第114条)1日当たりの給与額=グロス給与÷当月日数
【注記】
バングラデシュでは、入社時に試用期間を設けるのが一般的です。試用期間中の給与が異なる場合は、試用期間中のグロス給与を基に計算することが可能です。
今回は「【バングラデシュ労働法】給与計算のポイント|基本給・欠勤控除・残業代の計算方法」について解説しました。
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※本記事は2026年時点の法令に基づいています。バングラデシュの労働法は運用や解釈が変更される可能性があるため、実際に計算を行う際は最新の法令を確認するか、専門家へご相談ください。
【免責事項】
本記事は、執筆時点の法令・実務情報等に基づいて作成しております。法令改正や行政運用の変更等により、内容が変更となる場合があります。
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塚田 涼太