こんにちは、ベトナム、ホーチミン駐在員の藤原です。
Q ベトナムで今後期待できる成長分野は何だと思いますか。
Aベトナムで今後の成長分野といえば多々あると思います。年間約6%前後のGDPが増加しており、徐々にホワイトワーカー層の裾野は広がっています。成功しないと言われていたイオンが2014年に進出 し、すでに3店舗をホーチミンで構え、日本の高島屋も昨年7月に進出を しているなど、その層を狙おうとする動きは近年活発化しております。このような環境を考えると、今後の成長が期待できる分野の一つに食品分野があげられるかと思います。
食品分野としては、ベトナム人に聞くと日本語が書いてあるとそれだけ一つのブランドとなっているようです。日本語が彼らに安心を与え、それが食の安全性にもつながっています。また、訪日するベトナム人の数も2016年10月時点で、20万人を越し、毎年150%以上の伸び率を示しており 、日本に対する彼らの印象が良いイメージを持っているのと同時に、日本にまで旅行にいける層が増えていることを示しています。この層をいかに早く切り開いていけるかが大きな勝負になるのではないでしょうか。