みなさん、こんにちは。トルコ駐在員の田中隆道です。
海外で色々な方と話していると、企業の抱える問題として、常に「人」の悩みがあります。そして、日本では多くの企業が人を育てる事に注力し、「人財」と人の大切さを謳っています。それは、海外においても例外は無く、人財の育成により企業の成長は左右されると考えられるからです。
人財の育成には、まず従業員を知ることから始まり、会社をどのように一緒に立ち上げていくか意識の共有を行う必要があります。
海外の労務管理において、新規で立ち上げる企業が多く、日本では当然整備されていることも、子会社で新たに構築していく必要があります。また、M&Aを行った会社でもローカル企業の制度をベースに改めて自社の事業計画に沿う形で仕組みの構築が必要となります。
そのため、我々は、書類の管理/制度の構築/教育に分け労務管理考えており、海外で組織を作る上で進出段階に応じて起こり得るリスクを事前に知っておく必要あります。
次回は、進出段階に応じたリスクを取り上げます。