
皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループタイ拠点の松木 祐里香です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「タイ 就労目的での渡航時によくあるQ&A」についてお話していこうと思います。
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目次
タイ 就労目的での渡航時によくあるQ&A
今回のwikiニュースは就労目的でタイに渡航予定のお客様の中で頂いた、ビザまたWP(労働許可証)を取得する際に頂いたご質問をQ&A形式でまとめてみました。
各国それぞれに渡航時のビザ・WPの規定がありますが、今回のその中でも特に「Bビザ(就労ビザ)・WP」について入国時に必須となる分野を載せております。
ご参照頂ければ幸いです!
Q1:「日本のタイ大使館で取得した就労ビザ (B-VISA))」について、日本でB-VISAを取得していても、長期出張者が入国直後に、Work Permit(労働許可証)とともに何か追加でStay Permit/VISA(滞在許可証)等の取得は必要となりますか?それとも、入国直後はWork Permit取得の取得手続きだけで大丈夫でしょうか?
→こちらタイ入国後は、何か追加でビザの取得は不要で、原則就労者であれば、WP(労働許可証)取得の手続きと、その後随時ビザとWPを延長手続きが必要となります。
・ビザ(stay permit)→タイへの入国許可証と滞在許可証の役割をもつ
そのため、原則タイ入国前にタイ入国許可証として取得し、タイ入国後は、滞在許可証として随時延長手続きを行う形となります。
・労働許可証(ワークパミット)→タイ入国後、タイで就労するための許可証となります。
Q2:WP及びビザの有効期間はどのくらいなのでしょうか?更新のタイミングはいつでしょうか?
→ビザにつきましては、ビザ取得後、初回タイご入国後の期日は3か月間となります。
そのため、入国後2-3か月目に、ビザの延長手続きが必要となります。
その後、初回ビザ延長手続き後に、原則1年間のビザ期間が付与される形となり、それ以降は基本1年毎(※BOIやIEAT以外の場合)に更新となります。
→ワークパミットに関して、原則取得後の期日は1年間となります。
こちら取得回数に関わらず1年毎更新(※BOIやIEAT以外の場合)となります。
Q3:この長期出張者は長期出張期間中にベトナム、インドネシア、日本への出張が予定されております。
上記説明を拝読しまして、タイから出国することがあるため、Re-enrty permit(再入国許可証)の取得が必要と理解しました。
Re-enrty permitは、初回出国の前までに手続きが必要で、一度手続きすれば、その後の出張時(出国時)は手続き不要と理解いたしましたが、間違いございませんでしょうか?
→こちらご認識の通りです!リエントリーパーミットについては、タイプが2種類あり、シングルタイプとマルチプルタイプがあります。
・シングルタイプ:出入国1回毎に再取得が必要 (1,000バーツ)
・マルチプルタイプ:ビザの期限内、何度でも出入国が可能(3,800バーツ)
そのため、今回一定期間内に既に複数回のタイへのご出国・入国を予定されている場合(またはご出国のご予定に合わせて)、上記リエントリーパーミットの取得が必要となります。
Q4:リエントリー申請について、一度の手続きでよい場合、有効期間はありますでしょうか?
それとも、出張(出国)の都度、Re-enrty permitの手続きが必要なのでしょうか?
→リエントリーパーミットの有効期限は、ビザの期限と原則、同日となります。
そのため、初回のタイ入国後のビザ期限が3か月となるので、リエントリーパーミットもビザ期限日3カ月間までとなります。
その後、ビザ延長手続きをした場合、ビザの期限が1年となりますので、リエントリーパーミットもビザ期限日の1年後までとなります。
※ただし、リエントリーパーミットに関しましては、各種ビザ延長手続き毎に新規取得が必要となりますので、ご注意が必要です。
例:
①タイ入国 2025年1月1日→ 初回ビザ期限 2025年3月1日まで
→この間で取得したリエントリーパーミットの期限は、3月1日まで
②2月1日~3月1日の間にビザ延長申請を実施 ※延長申請の際に、古いリエントリーパーミットは失効
→ビザ期限が2026年3月1日まで延長 →新規リエントリーパーミットの取得
その際の期限は、ビザ延長後の2026年3月1日までとなります。
こちら頂いた質問やそれ以外の質問についても、本サイトの[Q&A]コーナーにも、記載させて頂いております。ぜひ参照にしてみてください!
以上、今週もお読みいただきありがとうございました。
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