東京コンサルティングファーム、シンガポール駐在員の岩城です。
最近のシンガポールでは社用車を使うことがだいぶ限られてきており、これはシンガポールにおける車両保有のためのコストがかなり高いということが挙げられます。
どういった企業が保有しているかというと、大企業のエグゼクティブのためであったり、マレーシアへ営業に行く営業スタッフ用のためであるケースがほとんどです。
そんな現状ではありますが、シンガポールにおいて車両取得や車両に紐づく費用は損金計上できるのか、という質問をいただくことがあります。
例えば、車両の修繕費、維持費、駐車場代、ガソリン代などは損金算入が認められている一方、社用車に紐づくコストは一切損金の計上が認められておりません。
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