シンガポールに赴任して3週間が経ち、色々な企業の方たちとお話をしてきました。皆様がもたれているシンガポールのイメージはASEANの中でも、先進国の位置づけであり、物価・人件費等が高いということでしょう。
初めての海外進出を検討される際、どこの国に進出するかが大きなポイントとなります。もちろん、クライアントの関係で最初から決まっているケースもありますが、今後の事業拡大を目論んでというケースも多々あります。
シンガポールに進出している企業の方は次のように思っているようです。シンガポールにはASEAN諸国の情報がすべてある、と。。。
ASEANの統括拠点としてシンガポールに拠点を構える企業は多くあり、それゆえ、シンガポールにはタイ、フィリピン、インドネシア、マレーシアなどの動向が集まってくるのです。先日お会いした、シンガポール進出を検討している企業の方も、販売先はシンガポール以外の国になるが、情報を持っているシンガポール進出を排除することはできないと言っていました。
もちろん、人件費やオフィス代などランニングコストが他国より高額になるというデメリットはあるものの、それ以上の情報力を持っているのがシンガポールという国だと、日々感じています。
来週より、もう少し実務的な話を取り上げようと思います。今後も、ご愛読の程、宜しくお願いします。