皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。
今回はシンガポールで長期就労する際のビザについて、よく聞かれる質問についてお応えしようと思います。
Q. 来月よりシンガポールでクライアントへの機器納入に関する業務を行うことになります。期間は1年程度ですが、どのビザを取得する必要があるのでしょうか。弊社はシンガポールに子会社等の関連会社はありません。
A. シンガポールで長期に渡り就労をする場合Employment Pass(EP:就労ビザ)を取得する必要があります。通常、関連会社等よりEPを発行してもらうのですが、本件においては、関連会社がないため、シンガポールのクライアントがスポンサーとして、EPを申請する事になります。
この場合、給与の支払は申請時に日本の雇用元が支払うことも、シンガポールスポンサー企業が支払う事も可能なので、あらかじめ双方で話あって決めることが必要でしょう。
また、1ヶ月程度の業務であれば、Work Pass Exempt Activityという就労許可を申請し、最大60日までの就労が可能です。ただし、当該就労許可は、認められる活動が限定されていますので、こちらについても、あらかじめMOM(人材開発省)のホームページで最新の情報を確認する必要があります。
以上
Tokyo Consulting Firm Co. Pte. Ltd.,
岩城 徳朗(iwaki noriaki)
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