銀行口座開設について(個人編)

投資環境・経済

 シンガポールに赴任して、間もなく2ヶ月が経ち、シンガポールに赴任した当初の事を少し思い出してみました。

 私がまずシンガポールで不安に感じていたのは、やはり生活費のことです。もちろんクレジットカードは使えますが、現金がやはり懸念事項でした。日本でも同じ事が言えますが、外国人が銀行口座を開設するには、一定の信用が求められます。また、日本と外国とで最も大きく異なる点は、担当者ベースで求められる書類が違ってくるということです。

 私の場合、EPの認可後に渡星して、すぐにDBS銀行の口座を開設する事ができました。その際に必要となったのは、
・  EPのApproval letter
・  パスポート
 まだEPカードを取得していませんでしたが、簡単に作る事ができました。 

 しかし先日、同じDBS銀行で口座を作ろうとした方は違う書類を求められました。
・  EPカード(Approval letterは認められませんでした)
・  賃貸契約書(ホテルでは認められませんでした)
・  パスポート 

 同じ銀行、同じ支店であるにも関わらず、これだけ必要書類が変わってしまうのです。もちろん、私の時は必要なかったと説明したら、「ラッキーでしたね」の一言で片付けられました。。。

 人によって、すぐに銀行口座を開設したいという人もいるかと思います。渡星後すぐにEPカードを申請しても、受取はMOMでの申し込み後、1週間程かかります。その場合、色んな支店を回って、Approval letterでも良いというところをあたってみるのも良いかもしれません。
 賃貸契約書についても、会社の住所に仮で作っておき、きちんと住所が決まった後で住所変更をすることが可能です。

 次回は、法人口座を作る留意点について、ご紹介させて頂ければと思います。

以上

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2019-10-23

東京コンサルティンググループ

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