皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。シンガポールとトルコのFTAの発効日が決定したので、ご案内します。
8月21日、シンガポールとトルコはTRSFTA(トルコシンガポール自由貿易協定)を2017年10月1日より発行することで最終合意した。両国のFTAは2014年10月にシンガポール首相のリーシェンロンと当時のトルコ首相アフメト・ダウトオールとの間で戦略的提携について署名されていた。
TRSFTAにより、トルコとシンガポール間における自由貿易と投資拡大を制限する障壁を軽減し、サービスセクターと調達市場へのアクセスを強化、促進が期待されます。このTRSFTAにより、関税分類品目の80%で、シンガポールからトルコへの輸出関税が直ちに廃止され、今後10年をかけて関税の撤廃は95%以上になる予定である。
トルコはヨーロッパ・中央アジア・中東・アフリカマーケットへの戦略的要地であり、今後シンガポール企業のこれら地域への進出を利用するのに大いに助けになると考えられている。トルコの企業も同様にシンガポールの地域的重要性を活かしアジア地域での拡大戦略を急速に進める機会になることが期待される。
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岩城 徳朗(iwaki noriaki)
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