雇用者と労働者

労務

こんにちは、ミャンマー・ヤンゴン駐在員の黒田 真理(くろだ まり)です。

最近、やっとミャンマーのTV番組を観れるようになりました。
就業後観ているのですが、韓国ドラマやバラエティが多く驚いています。
ドラマは日本でも観ることができましたが、バラエティまで観れるとは…
一度『ゲド戦記』を観ましたが、日本の番組は放送されることはあまりなさそうです。

今回は、雇用者と労働者についてお話をさせて頂きます。

特に工場でのお話になりますが、工場ではよく「ストライキ」や「労働紛争」の話を多く聞きます。
内容は労働環境についてが殆どでしょうか。
給与や手当、女性の働く環境について
雇用者と労働者の間ではなかなか調和ができていないようです。

そもそも、多くの外資企業で工場を持っている企業は、
「低賃金」をメリットとしてミャンマーに進出している企業が多いのが現状です。
なるべく低い賃金をと考えている雇用者と、働く対価や最低限の賃金を求める労働者、
どの環境でも、どの国でもあり得ることですが、ミャンマーの工場ではよく見ることができます。

昨年に最低賃金が設定され、この賃金を保証していない企業は勿論ストライキの対象になりやすいですが、
最低賃金を保証していても、材料不足による生産性の低下といった問題で、
日雇い労働者から終身雇用を求めた雇用者・労働者間での争いが起きています。

賃金同様、どの国にでも起こりうることですが、
賃金が低い国だからこそ、他国以上に労働環境に懸念する必要があります。

弊社では、進出前のFS調査から、会社設立、会計・事務、労務など進出に係るサポートを一貫してご提供しております。設立、設立後についてご質問やご不安などございましたら、お気軽に、下記までご連絡頂ければと思います。

Tokyo Consulting Firm Co., Ltd (ミャンマー)
ヤンゴン駐在員
黒田 真理

 

 

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