こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの濱咲克心です。
今週は失業率の推移について記載します。
メキシコの失業率は4.05%(IMFによる2016年10月時点の推計)であり、2009~2011年はリーマンショックの影響で5%を超えていましたが、その後下降しており、比較的安定した低い数値で推移しています。過去10年間の推移は以下の通りです。
しかしながら、メキシコではインフォーマルセクター(麻薬組織、自営業、行商や靴磨きなど、納税しておらず社会保険を受けられない職)での労働者が約1,000万人以上いると言われており、失業率の正確な算出は難しいと考えられます。