メキシコにおける日本円取引について

税務

 

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの藤田大です。

今週はメキシコにおける日本円取引について記載します。

 

質問)

日本円での取引に関して質問があります。

顧客との契約内容を確認している際に、
USD通貨での取引をすると、メキシコペソとの為替差益の影響を受けてしまう。
噂によると、この影響が大きく、企業の支払う税金にも大きく影響する可能性がある。と聞きました。

これらの影響を小さくするために、
メキシコにおける取引(請求)を日本円で実施する事は出来るのでしょうか。

    1. Facturaのシステム上で可能であるのか
    2. 為替の処理がどうなるのか

以上の2点をアドバイス頂ければと思います。

 

回答)

日本円通貨での取引について

対応の可否とその影響を記載します。

【対応の可否】
銀行口座:日本円口座での開設、運用は可能です。

【Facturaの発行】
メキシコで認可されているFacturaシステムにて、日本円のFacturaを作成、請求することが可能です。

【為替の影響】
メキシコの会計処理上、日本円は一度USDに換算され、
その後メキシコペソに換算されます。

 

つまり、日本円からメキシコペソへの換算が出来ない為、
日本円でのお取引をした場合で合っても「USDの為替差益」の影響を受ける事になります。

「USDの為替差益」の影響を緩和する方法をお求めの場合は、
是非一度弊社東京コンサルティングファームのお問合せフォーム迄ご連絡ください。

 

 

 

 

東京コンサルティングファーム  メキシコ拠点
藤田大

 

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

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