メキシコの2019年の投資動向について

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファームメキシコの渡辺 寛です。

今週はメキシコの2019年投資動向について振り返りたいと思います。

 

弊社は、会計事務所を母体としたコンサルタント会社ですが、会社設立のお手伝いもさせて頂いております。2019年においては、メキシコ子会社の設立は0ではありませんが、物凄く減ったと感じております。

トランプ米大統領の影響もあり、メキシコは難しい状況にあります。

結局のところ、材料の調達、運送、労働賃金などのコストを考えると、メキシコの投資先としての魅力が少し薄れてきている状態にあります。

 

また最近のメキシコ日系企業の製造業は、2極化してきている印象があります。

2極化と言うのは、利益を出しているか、赤字を垂れ流しているかになります。

この違いは、以下の2つの要員があると考えます。

 

1)工場を持つか持たないか

上手くいっていない企業の多くは、初期投資が大きい傾向があります。当時見込んだ工場の稼働率まで上げられず、固定費が高くなり、初期投資の回収ができておりません。

この様な状況の多くの企業のお悩みは、親会社へのローン返済をどうして行くか?と言うところです。借入金が多い場合、その分法人所得税のインフレ調整で課税対象になることもあり、キャッシュフローを回すのが非常に困難な状況になります。

一方で上手くいっている会社は、資本金を元々少ない金額で初め、工場を持たず製造を外注化するなどのファブレス経営を行っております。

それによって従業員も雇わずに済むため、固定費を管理しやすくなります。

 

 

2)メキシコ国外に顧客を持っている

工場を持っていたとしても上手くいっている企業があります。その多くは、メキシコ国内だけでなく米国や欧州などにも顧客を持っている傾向があります。日系企業だけでなく外資系企業との取引を増やすことでリスクヘッジをしています。またここ最近では、メキシコの韓国系企業などとも取引を始める企業も現れてきています。

 

以上、2点についてお話し致しましたが、メキシコだからビジネスが上手くいかないと言うことはありません。実際に債務超過からV字回復してきている企業も目にします。

お困りの際は、ぜひいつでもご相談頂けると幸いです。

 

株式会社東京コンサルティングファーム メキシコ拠点
渡辺寛

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