こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの田村彩紀です。
今週は、従業員に対する反社会的勢力排除の書面上で記載をいたします。
質問)
今現在、就業規則や雇用契約書の手直しをしているのですが、
日本で一般的な、『従業員に対する反社会的勢力排除』に関する文言を記載したいと考えております。
就業規則または雇用契約書のどちらにて記載するのが一般的なのでしょうか。教えてください。
回答)
従業員対して、反社会的勢力の排除の文言を書面にて記載したいとのことですが、
就業規則にて記載をするのが一般的となります。
一例ではございますが、弊社の就業規則のひな型では、、<服務心得> という項目があり、
こちらの項目に反社会的勢力とのかかわりを禁ずる文言を入れることが可能となります。
なお、 “反社会勢力”という言葉は、日本特有の言葉とされているため、この言葉に代わる言い方として、不法な行為(西語:actividades ilícitas、英語:unlawful activities)というのがあり、こちらの言い方にて記載するのが良いと考えられます。
田村 彩紀