皆さん、こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの黒岩洋一です。
今週も前回に引続きCFDI Ver.3.3について記載します。
前回、FACTURAの記載内容に誤りが無いかを確認することが重要だと伝えました。
では、具体的にどのような点を注すればよいのかを簡単に説明します。
FACTURAには、以下のような情報が記載されており、この情報は旧バージョンでも同様ですが、新バージョンになってことで注意しなければならない点は「コンセプト」の欄です。
●発行日時、発行番号
●発行元及び発行先情報(名前、住所、RFC)
●金額及びコンセプト
●支払方法 等
新バージョンになったことで、発行するFACTURAは以下のコードの中からそのコンセプトを選択しなければならなくなり、このコンセプトが実際の請求内容と異なっている場合、修正はもちろんのこと、場合によってはペナルティが生じることになります。
表の内、G01~G03がいわゆる費用処理されるもの、I01~I08が固定資産、D01~D10が病院代や寄付等に該当し、P01が上記以外の内容というになっています。
このうち、Dで始まるものは、通常個人に対して発行される請求書であるため、法人としてこのコンセプトでFACTURAをもらうことはできません。