競争力とは

自社の理念・ビジョンを達成する。
その測定材料としての利益の追求。

ではその利益はどこから来るのでしょうか。

それは、『競争力』です。
今回は、コア・コンピタンスを読んだ上での『競争力』について書きたいと思います。

経営者、幹部に求められるものは、
この競争力を出すための、
『業界の再創造と会社の基本戦略のつくり直し』です。
では、どのように『業界の再創造と会社の基本戦略のつくり直し』をすべきなのでしょうか。

前提として、3つの軸で組織の変革を行う事ができます、
1.事業部の再編成と人員削減
→小さくなる
2.プロセスのリエンジニアリングと継続的改善
→よくなる
3.産業の再生と戦略の練り直し
→生まれ変わる
ここで言いたいことは、1.2は長期的な組織の変革としては、不十分であると言うことです。そのために行うことは3ということです。

3を行うための思考法3つとして、
1.伝統的な業界で慣例化している競争ルールを根本的に変えてしまう。
2.業界の境界を引き直す。
3.全く新しい産業を作り出す。
勝てる所をどこに置くかと言うことです。アップルは、3ですね。2は、事業の再定義をし、ニッチで勝ち抜く形でしょうか。
では、具体的にどの様に考えて、競争力(業界の再創造と会社の基本戦略のつくり直し)を行えば良いのでしょうか。

 

1、5年後から10年後に、業界の構造がどう変わって欲しいか。
2、業界の変革を自分に有利に展開するには、何をしなければならないか。
3、業界で主導的な地位を築くには、今からどの様なスキル、能力を構築しなければならないか。
4、今の事業部体制で対応できない様な市場機会に今後どの様な組織体制で臨むべきなのか。

この思考は、逆算思考ですね。
まずは、市場の理想像。そこに対する自社のスタンスとなります。

上記を行うために、経営者・幹部に必要な能力が下記となります。
1.未来のための競争が現在の競争と違うと認識する能力。
2.未来の市場機会を発見する洞察力を築く仕組み。
3.未来への長くて険しい道に向かって、会社全体を元気付ける能力。
4.過度のリスクを避けながら、競合他社を追い抜いて未来に一番乗りする能力。

日々我々はコンサルとして顧客と対峙しますが、どんなコンサルも経営コンサル、戦略コンサルでなければ、1つのソリューションにしかないのだと改めて思いました。
以上。


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柴田 雄海

 

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