組織の適正なサイズとは?
コロナ禍で固定費がかさみ本業の利益が出づらい企業様が多くあると思います。これは人件費、人件費以外の固定費割合が高まってしまっている状態です。
なかなか固定費をフレキシブルに変動させる事は正社員として雇ってしまっている以上難しい部分でございますが、今回そもそもの組織の適正なサイズとは何なのかを考えてみました。
スパンオブコントロールと言う言葉があります。アマゾンのジェフ・ベゾス氏も言っていますが、ピザ2枚を食べきれる人数(8人)と言われています。スパンオブコントロールでも5〜7人と言われています。
管理職とスタッフの比率もあり、一般的な日本の企業では部長が3%、課長が7%となっております。
ここで言える事は、トップがいて、部長が3名、課長が7名いれば、社員は90名いると言うことになります。
スパンオブコントロールの点から見ても、課長一人当たり13人をコントロールしていることになります。
別の観点もあります。
課題解決型の組織(一人一人が思考できなければならず組織の方向性、理念、ビジョンが各自で理解してなければならないのでコントロールが難しくなります。)は、4〜7名が適切な人数となっており、オペレーション型組織(基本的には各が指示がない状態でもオペレーション作業を行える組織の形となります。)では最大15名までと言われております。
ここから言える事は、課長一人当たり13名をコントロールしていると言うことも合点がいくかと思います。
ここで本題に戻り、組織の適切なサイズとは、組織は戦略に従うと言う観点からもういえますが、組織のありたい方向となるビジョンがあり、それを達成するための戦略に沿って組織のサイズが決まります。
ビジョンの大きさが何なのか、市場感に
つながるかと思いますが、それをどのように達成するかと言う戦略によって組織のサイズが決まります。
決まってからは、組織は戦略に従うので自然と3対7対90と言う形で組織のサイズが出来上がります。
後は課題発見型組織がベレーション方組織かで、適正人数が変わります。
以上。
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柴田 雄海
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