業務の仕組み化や標準化を行なって、
新人でも業務が出来る体制を構築することは、どの会社でも目指していると思います。
そのためには、業務のマニュアル化が必要なのですが、それがなかなか出来ない会社は多いと思います。
業務を属人的に行なっていると、必要ないからです。
誰かに業務を引き継ぐ際に、必要だと思ってマニュアルを作成しようとするのですが、
結局、引き継ぎ文書のみで、マニュアル化までは出来ないのが一般的です。
そうなると、新たにその業務を行なった担当者が慣れるまで、
業務のスピードが遅くなるのですが、時間が解決するので、いっこうにマニュアルができないのです。
同じ担当者が長くその業務を行なっていると、スピードも品質も安定するので、
結局、属人化が一番効率的だと思ってしまうのが、中小企業だと思います。
だから、組織が大きくならないのです。
たとえ、業務の仕組み化や標準化を図るためにマニュアルを作成したとしても、
その通りに業務が運用されないのも一般出来です。
イレギュラーな事象が発生したり、面倒だからとプロセスを省いたり、
自分を過信してマニュアルを見ない、自分のやりやすいように変えることが往々にしてあるからです。
人が業務を行うので、機械のように何も言わずに、いつもルール通りに行動するのは難しいと思います。
業務の標準化は、チェックも含め、同じことの繰り返しになるので、飽きるし過信するのが常です。
継続的に同じことをやり続けることは、変化に対応する以上に、人によっては難しいと思います。
だからこそ、マネジメント力が必要なんだと思います。
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以上となります。
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株式会社東京コンサルティングファーム
取締役・税理士 東 真奈美(Higashi Manami)
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