自身の成長・昇格は、ビジネスマンとして働く中で成し遂げたいことだと考えております。その中でどのようにすれば昇格が出来るのかについて書いていきます。
※私がWHYを続けた結果のHOWを書いていると思って読んでいただければと思います。
基本的には、上司(評価する人)から、この人ならば現状よりも上の立場で働かせたいなと思わせることです。
そのように状況とはどのような状況でしょうか?
それは、現在の働く状況でこの人ならば、上に引き上げても成果を出すだろうと思わせることで。要は、その企業を勝たせることが出来るのかということです。
※管理職に求められることと作業者に求められることは違いますので、管理職への昇格の場合はそれまでに求められた成果と違うという認識が必要となります。
現在その企業を勝たせているのかに関しては置いといて、
では、どのようにすれば、昇格させても勝たせる人材と判断されるのでしょうか?
それは、組織の方向性を理解し、現在の役職でも勝たせるための行動が出来ていたのかということです。逆算での行動ですね。
※逆算の行動とは、指示を受けて行動するということではなく、本来どうあるべきかを詰めに考えて、目標からの逆算で思考・行動できている状態です。
なぜそのような人材であれば、『昇格させても組織を勝たせる人材と判断されるのでしょうか?』
それは、方向性を理解し、自らの思考・行動を変化出来る人材だからです。
そのような人材は、役職が上がっても基本的にやることは変わりません。
※変化する習慣があるので、役職という変化があっても対応出来ます。
※もしくは、それまでに備わった能力で対応出来ることもあると思いますが、基本的には能力の限界は昇格によって到達してしまいます。
ここで思うことは、ではどのようにすれば、
『目標からの逆算で組織を勝たせることが出来るのか?』です。
これは、一番はその人個人としての『人生の企画』と会社の理念が一致しているのか。
合わせることが出来るのかです。
ここで重要なことは、人間のエネルギーの源泉で一番強いのは本能的エネルギーです。
これは、取ってつけたような使命感(理屈でやるべきだと思ったことに感情は沸きません。)では、エネルギーが出にくいということです。
これは皆さま理解できると思います。
一方、おなかが減った時の行動力は高いと思います。これが本能的エネルギーです。本能的エネルギーは誰にもあります。どの範囲がより高いのかは、欲求五段階説で説明できます。
重要でありながら長くなるので省きますが、本能的エネルギーが出るようになる状態が、人生の企画がある状態です。
そのエネルギーを基にすれば、企業を勝たせたくなります。そのために、方向性を理解し、無駄なことはせずに一点集中で行動できます。
この思考になれば、『昇格させても組織を勝たせる人材と判断される』状態となります。
では、『人生の企画』が出来たところからの行動方法はどうすればいいのでしょうか?
それは、
社会から求められること
↓
自分が出来る事
↓
自分がしたい事
この順番で考え行動することです。
これは、目標からの逆算思考ですね。
組織で言い換えれば、
理念
↓
ビジョン
↓
予算
↓
戦略
↓
KGI,KPI
↓
すべき事
↓
出来ることを増やす
↓
継続的に行うことでしたいことにする。見つける。
ということです。
これは、言い換えれば、
すべきことを行おうと思考することで、自らの責任範囲が広がります。
⇒これは、地震学者が東日本大震災が起きた際に泣いたという話があります。これは、予測できたかもしれないという意味での涙です。これは、そもそも予測できたかもしれない、自分の問題でもあるという責任感があったことからです。そのように日々思考していたからです。
これは、誰に任させていたとかではなく、自分の使命として考えていただからとも言えます。
そして、責任範囲が広がると関心の輪が広がり、出来ることを増やそうとし、したいと考えます。そして、実際の影響の範囲が広がります。
このように、『人生の企画』が出来たところからの行動を取ればよいのです。
あなたは、どのところで止まっているのでしょうか?
そもそも成長したい、昇格すれば責任だけ増えるなど、理解できていない方には不向きな内容かもしれません。
以上。
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柴田 雄海
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