事業サイクルで、成長期の後半ごろに新たなイノベーションを仕掛けるのがタイミングとしてはベストだと思います。
常に、新しい価値となる製品やサービスの開発はイノベーションを仕掛ける上で大切です。戦略は優位性がある差別化が重要になりますが、製品、サービスとマーケットに分けて考える必要があります。
製品やサービスの優位性は、常に開発し続ける必要があります。既存の価値は価格が下がることを深く理解し、価値を進化し続けなければ、顧客や社会の変化に対応することができません。
マーケットについては、ニッチな場所から攻めて、ブランド力を高め、販売エリアを広げて行くことが大切です。有望なマーケットは人口動態が非常に重要になります。
当社が、海外進出を検討した当時、リーマンショックで当社の売上は一気に下がりました。今後の動向を考えると、下記の３つのキーワードになり、特に人口動態を考えると、日本は、シュリンクし行くので、新興国に販路を開拓して行くことが重要でした。
1 人口動態
2 グローバリゼーション
3 コンピュータリゼーション
当社は、最初は日系企業が一番多い、中国に進出したのですが、800万円の大赤字で失敗して３ヶ月で諦めてしまいました。そこで、中国の次に規模の大きいマーケットであるインドにフォーカスし、2007年４月に進出しました。当時は、インドに独立系の日系の会計事務所はなかったのです。
続いて一気に東南アジアやインド周辺国、中南米など２０ヵ国以上に拠点を広げたのです。
新しい技術や製品、サービスの開発及び新規顧客の開拓は非常に重要になります。
早く進出して、マーケットに対して、効率的にしっかりと行動することにより、先駆利益を獲得することができます。
次なるノベーションを仕掛けることを常に考えてPDCを回すことを仕組み化することは非常に重要です。良い戦略がなければ、組織は存続しないからです。
以上
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株式会社東京コンサルティングファーム
東 真奈美
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