管理者は、リーダーシップが必要ですが、似たような言葉に「統率力」があります。
統率力は、部下の心をつかんで部下を引っ張っていく、集団を1つに束ねて同じ行動を促すこと能力であり、統率者は、器の広さ、深さ、大きさが求められます。
リーダーシップと似ていますが、リーダーシップは統率力とマネジメント力の両方が必要なので、統率力はリーダーシップの1要素です。
具体的な指導方法として、部下に時間を守らせ、挨拶させるなど、言われたらすぐ行動する習慣と報告の習慣をつけさせることです。
このような行動習慣を完璧に部下に身につけさせると、その組織はトップの指導者の意志通りに動く集団になります。
このように統率力は、部下を自分の考え通りに動かすことにより目的を達成させる能力なので、メンバー全員が目標を達成するという明確な意思を持つ必要があります。
結局、目標を達成するために非情になり切り、部下に嫌われたり、憎まれたりしたくないという感情を捨てる必要があります。
ただ、人は好かれたいと思ってしまうので、甘く優しい上司になってしまうのです。この厳しさを貫くのが、なかなか出来ないのが多くの管理者の現状でしょう。
この厳しさは、もともと持っている気質にもよると思われますが、目標を達成するという責任感があれば、「鬼」になれるはずです。とは言っても、厳しさだけでは部下は動かないことも知っておく必要があります。
愛社精神と会社への誇り、そして部下を想う優しさと愛情が根底にあるからこその厳しさなのです。
この統率力は、事業サイクルの成長期に特に必要ですが、新たに事業を立ち上げる際に戦略を実行する時にも、非常に重要になります。
現在、コロナで価値観が変わり心理的に行動が止まる傾向がありますが、だからこそ会社として一枚岩になる必要があるので、管理者の統率力が問われるのです。
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東 真奈美
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