こんにちは
東京コンサルティングファームの山﨑です。
今日は「社員の地頭を鍛えるには◯◯の量を増やせ」というテーマでお話したいと思います。
早速ですが、地頭力を鍛えたいと思ったことはありませんか?もしくは地頭がいい人材をあつめて仕事を遂行したいと思ったことはありませんか?
今日はそんな地頭力についてお話できればと思います。
私の中での地頭力の定義は、
「自分の情報や知識を適切な場面とタイミングで引き出し、アウトプットする力」
です。
これは後付けでストックした知識量、情報量の問題ではなく、知識情報がすでに頭の中にあることを前提としてそれを巧みに言語化したり、文字化する力のことです。(人によっては定義が少々違う可能性もあります。)
地頭力が高いと、課題解決や課題設定をより早く行うことができ企業の成長につながりやすいと一般的には言われています。
そんなビジネスマンにとっては必須と言っても過言ではない地頭力ですが、どうやって身に着けるのか?これが多くの人が悩む問題です。巷にある本屋では、いろんなHow to本が置いております。
本をたくさん読むや、WHYを繰り返して物事の本質を探る、フェルミ推定や右脳思考…..様々です。
確かにこういった思考法やトレーニングを行うことで、人間の地頭力は身につくのではないかと思います。
しかし、多くの方は一番重要なことに気づけていません。上にあげたことは地頭力を鍛えるための方法論ではありますが、実際にたくさん本を読むことで全員が地頭力があるわけではないです。同様にフェルミ推定をたくさんするから、右脳思考をするから地頭が良くなっていくわけではありません。
では何が一番重要なポイントなのか?
それは・・・
「地頭を鍛えるきっかけを設定できるかどうか」です。
私が思うに考える、思考法を実践するきっかけを自分で作れるかどうかです。
本を読むのであれば「なぜこの現象は起きたのか?」「◯◯は何なのか?」と言ったように自分自身への問いかけが重要になります。
もっとラフに言うと、自分自身へ謎解きクイズを出す、質問を習慣が大事です。
これ即ち課題設定能力とも言えるかもしれません。課題解決能力は弊社のようなコンサルティングファームはもとよりどの会社でも学ぶことができる力だと思っています。それは先に紹介したように様々な方法があるからです。
ですが、課題設定能力は教育や書籍で伸ばすことができない力です。それは普段から自分自身で意識をして、問いかけを行い続けていかないと、本当に思考するというアクションは起こっていません。
コロナ時代を迎え、我々ビジネス界は大きな転換を迎えようとしています。この時代で存続あるいは成功していける人材は役職問わず、自分自身で問いかけをつくり、それを解決できる人間なのではないでしょうか?
私も今後も自分への問いかけを忘れず業務を全うしたいと思います。
今回は以上です。
ありがとうございました。