こんにちは
東京コンサルティングファーム国際事業部の武田です。
今週は成長市場と成熟市場の人事評価制度についてです。
多くの企業はバブルの1番いい時を知っています。
そこであの時は良かった。何もしなくても物が売れたと良く武勇伝のように語ります。
従業員もまた物を作りさえすれば買ってくれるという事を通常だと思ってしまいます。
この時期の人事評価制度はとても簡単です。売上目標を立て、それが達成すればOK。人事評価制度なんかあんまり気にしなくても会社が成長し、成長した分を原資として昇給をさせる事ができます。
しかし、成熟市場における人事評価制度は場合によっては原資がない中、考えなければいけません。そうするとかなり厳密に行わなければ、安易に昇給は決められませんし、そもそも昇給自体が正しいかも判断できない場合もあります。
しかし、昇給しないといい社員が辞めてしまうというジレンマに陥ります。
そこで評価制度においても成長にとフォーカスし、自分たちで原資を稼ぎ、絶対評価において昇給がなされるという事を念頭に置き運営する必要があります。
これから来るべくAIの時代において人がやるべき仕事は何かを常に問いながら人事評価制度も運営していく必要があります。
今週は以上です。