今の仕事がどんどんIT化、ロボット化、AI化していくと、人間がする仕事は何か?と考えると、「創造」することではないか、と思います。
創造するには、「想い」が重要になり、それを表現する「場」が必要になります。
その「場づくり」は、「組織や会社を立ち上げる」「事業を立ち上げる」だけでなく「会議」「勉強会などの各種活動」や「イベントの開催」も含まれます。
新しい「場」だけでなく、今ある場を継続させ、良くしていくことも「場づくり」です。
「場づくり」の本質は、人を集めて運用し、自分の想いを実現することです。
そもそも人は、どんな「場」に集まるのかを考えると、
- 「人が集まるところ」
- 「快適なところ」
- 「夢の見られるところ」
- 「満足の得られるところ」
- 「自分の為になるところ」
だと思います。結局、人は「心」を求めて集まるのです。
そう考えると「場」は、人と人とのつながり方、生み出される雰囲気や、そこから紡がれる可能性を大切にすることが必要です。
そういった「場づくり」こそが人間がやる仕事だと思うのです。
今後は、「場づくり」が営業活動や広告宣伝になり、価値提供の主体になっていくと考えます。
「場」の運用には、常に「共感」や「居心地の良さ」が求められると思いがちですが、それだと思考停止に陥り硬直するリスクがあります。
その「場」に参加した時、「居心地の悪さ」を感じネガティブな気持ちになった時、今まで疑うことのなかった日常性を発見するきっかけになるのですが、ポジティブに受け入れることは、そう簡単ではないことが往々にしてあります。
この「居心地の悪さ」は、「場」のコミュニケーションで発生するのですが、受け入れて、どこかスッキリしない状態を楽しめるようになれば、違う視点の思考が生まれ、価値観の変化に繋がり進化すると思います。