就労ビザの取得について

法務

こんにちは、7月よりインドネシアに駐在しております安藤です。
どうぞよろしくお願い致します。

インドネシアに進出する日系企業にて就労する方が取得されるKITAS(滞在許可証)およびIMTA(労働許可証)について説明致します。

【質問】
現地法人代表のIMTAの取得まで、会社のライセンスの申請をできないと聞いております。IMTA取得までの流れについて教えてください。

【回答】
KITASおよびIMTA取得までの流れ及び目安の期間について、以下の表をご確認ください。

1  WAJIB LAPOR(従業員採用報告書) 
2  RPTKA(外国人雇用計画書) 5~10日
3  TA-01(労働移住省推薦状) 5日
4  VTT(滞在ビザ許可証) 7日
5  DPKK(技能開発基金)納付
6  IMTA(労働許可証)発行 8日
7  KITAS&POA(滞在許可証及び、イミグレーションコントロールブック取得) 10日
8  MERP 1年(マルチエントリー許可) 7日
9  STM(所轄警察署報告) 7日
10  SKPPS(暫時所在地証明→居住地の市役所) 7日
11  SKTT(暫時所在地登録→居住地の市役所) 5日
12  LKOA(外国人着任居住報告書→労働移住省) 7日

基本的には、現地法人設立後、上記手続きの1から12まで順番に申請を行っていきます。期間は目安であり、各プロセスによっては、特急料金を支払うことで、期間を短縮することも出来ます。

VTTを取得後、在外公館(東京・大阪・シンガポール等)でビザ申請の手続きを行い、インドネシアへ入国することが出来ます。VTT申請までには、在外公館の場所を決定する必要がございます。
KITASは、インドネシア入国後、インドネシアのイミグレーションにて、写真や署名・指紋を取り手続きを行います。出向するイミグレーションはインドネシアの居住住所により異なり、特定のイミグレーションでは、パスポート・アライバルカード以外に追加にて書類を求められる場合もございますので、事前の確認が必要となります。
また、KITASは暫時滞在ビザであり、一旦出国すると、効力を失ってしまいます。 したがって、こうした不都合を無くすために、マルチエントリーの許可を取得することが必要になります。 マルチエントリーは通常1年間(地域によって異なります)

IMTAについては、TA-01終了後、労働大臣宛にDPKKの納付を行えば、申請を開始することが出来ます。(インドネシアへの入国前でも可能)こちらの納付はインドネシアの特定の銀行から振込みを行う必要がございます。

以上

 

 

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