税務調査に際しての必須書類とは

税務

こんにちは。最近ジャカルタのジブリ展に行きましたが、それからしばらくジブリロスになり、家で作業をするときはずっとジブリのBGMを聞くようになった須田です。

ジブリ音楽っていいですよね。リラックスできる上に作業もはかどります。

 

さて本題ですが、今回は以下のお客様からいただいた質問についての回答を共有させて頂きます。

 

【質問】

今度行われる税務調査で必要な書類を、手続きが始まる前になるべく準備しておきたいのですが、何を用意すればよいかご教示いただけますでしょうか。

 

【回答】

税務署の指示に従って用意するものですので明確なことは申し上げられませんが、基本的に以下の3点が必要になるかと存じます。

 

・法人所得税(CITR)の申告書(SPT),

・VATの申告書(Faktur Pajak)

・源泉税PPh22の申告書(PIB)

 

 

事前に書類を網羅して用意しておきたいということでしたら、以下の書類もご準備しておくと確実かと存じます。

 

①監査報告書(Audit Report)

②各種源泉税(PPh)の毎月の申告書(SPT)

③個人所得税申告書(IITR)

 

この中でも、監査報告書は要求される可能性がございますので、ご準備いただけると良いかと存じます。

 

インドネシアでは、監査終了時期を2ヵ月合法的に送らせる制度があり、多くの企業がレポート提出を通常より送らせているのが事実です。しかし、日系企業のお客様で本社の基準に合わせるためにきっちり期限内に終わらせたいという会社様も多くいらっしゃいます。監査手続きをいかにスムーズに終わらせるかは、事前の書類準備にかかっています。何事も準備は大切ですが、特に監査に関する書類は、監査人によってはかなり細かい書類まで要求されるケースがあるため、日ごろから整理しておくことをお勧めいたします。

 

以上です。

 

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