皆さんこんにちは。
東京コンサルティンググループ、インドネシア法人にて赴任しております、上原陵です。
本日は、日頃インドネシアにおいてご活躍される経営者の皆様に少しでも有益な情報をお伝えするべく、少し専本的なお話をさせて頂きます。
皆様も一度はROAやROEといった経営指標を目にしたことがあるかと思います。
ROAとはReturn on Asset、つまり会社の総資産に対してどれだけの利益を出しかを見る指標です。
一方ROEとは、Return on Equity、つまり会社の自己資本に対してどれだけの利益が出たかを見る指標です。
今日系企業ではROEを重視した経営方針が取られることが多くなってきていますが、中小企業や在外子会社であれば、重視すべきはROAであることにお気を付けください。
なぜなら、ROEとは株主資本に対する利益なので、主に上場企業の株主が重視する指標だからです。
更に言うと、ROEはある方法で実は簡単に改善することが出来てしまいます。
その方法とは、借金をすることです。
つまり、自己資本比率を下げることによってでもROEを改善することが出来るのです。
本来であれば、ROEを改善するのであれば利益率を上げることによってが望ましいのです。
そして、ROAとは「利益/総資産」で表されます。
なので、利益率を上げることはROA改善につながり、かつROEの改善にもつながるということです。
インドネシアでご活躍される経営者の皆様も是非一度自社のROAとROEを計算されてみてはいかがでしょうか。
本日は以上です。
来週もどうぞよろしくお願いいたします。
東京コンサルティングファーム インドネシア拠点
上原陵
PT.Tokyo Consulting
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